SEO対策5つの盲点

SEOの盲点 ブログ
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良かれと思ってやっていたSEO対策が、実は逆効果だったという誤ったSEOがいくつかあります。

特に初心者が陥りやすい5つの誤ったSEOについて紹介します。基礎的SEOを学んだ人向けにSEOの盲点を紹介します。

基礎的SEOを完璧にしよう
サイトの訪問者数を増やすために最も重要なことは、(狙ったキーワードで)検索順位を上げることです。なぜならサイトの訪問は自然検索(オーガニック検索)からの流入が大半だからです。検索結果の1ページ目に表示されないと実質ほとんど...
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自サイト同士の相互リンク

自分でいくつかのサイトを運営していると、相互リンクを貼りたくなりませんか?

私はそうでした。実はこれ「自作自演リンク」と見做されるとペナルティの対象になりうるのです。私も、アクセスの多いサイトからアクセスの少ないサイトに流れるようにリンクを貼っていました。

まったく悪気はなかったんだよー

関連のあるページ同士のリンクであれば問題ないのですが、全く違う内容の記事同士でなんの脈絡もなくリンクを貼ったり、全く違うコンセプトのブログ同士でサイト間リンクを貼ったりするとペナルティの対象になりえます。

これは結局、ユーザーが目的としたサイトと全く異なる内容のサイトや記事はユーザーが求めるモノではないと判断されるからです。

その他、他人に貼られた外部リンクでも質の低いサイトからの被リンクは逆効果ですし、数年前に流行った多数のリンクをお金で買うなどの行為もブラックハットSEOとしてペナルティの対象です。

Googleはそのあたりのことを見破れると考えておいた方が無難でしょう。

外部リンク(被リンク)でブログアクセス激減
自演リンクとは?自演リンクって知ってました?ブログ歴3か月の私は全く知りませんでした。自演リンクとは、SEO対策として自分の作ったブログ同士で自作自演リンクをしたり、お金を払ってパワーのあるドメインから被リンクを張...

貧弱な内部リンク

複数のサイトを運営している私ですが、Googleアドセンスの審査に不合格した経験が1回あります。

原因は内部リンクで繋がっていない単独の記事が複数あったことでした。

それによってGoogleのクローラーから記事を見つけてもらえず、サイト内の記事が絶対的に少ない「価値のない広告枠」と評価されアドセンス不合格になりました。

内部リンクの意味は、クローラビリティの向上(サイトを巡回してもらいやすくする)とユーザービリティの向上(ユーザーがサイトを巡回しやすくする)の2点です。

適切な内部リンクはSEOに効果があることを肝に銘じておきましょう。

アドセンス不合格「価値の低い広告枠(コンテンツのないサイト)」への対応方法
はじめにいくつかブログを運営していて、過去アドセンス審査で落ちたことがなかったのですが、今回初めて不合格になってしまいました。ブログの内容的に、記事数、コンテンツの内容、プライバシーポリシーの設置など、不合格になる要素が見...

意図しないキーワードの詰込み

記事のタイトルにキーワードを入れる事は重要ですが、同じキーワードをタイトル内に2回以上使用していたり、H2タグにキーワードを毎回入れていたりすると、SEO的に逆効果になることがあります。

私の場合は、まったく意図せず自然に全てのH2タグにキーワードが入ってしまっていたことがあり、しかも同じ意味のキーワードをカッコでしつこくかいていたので、キーワードの詰め込み過ぎと判断されてしまいました。

注意すべきは、以下のような同じ意味のキーワードをしつこくカッコなどで書かないということです。

例:
デフォルト(債務不履行)
断食(ファスティング)
フィトケミカル(ファイトケミカル)
おたふくかぜ(流行性耳下線炎)

たとえば、フィトケミカルという栄養素があるのですが、多くの人は検索するときにファイトケミカルと入力します。

フィトケミカルの記事を書いていると、ファイトケミカルで検索した人にも検索結果に表示されるように記事中にファイトケミカルとカッコ書きで入れたくなるのです。

しかしこのような同じ意味の単語をGoogleはしっかり同じ意味であることを認識できますので、文章中にサラッと一度だけ登場させるだけで十分ですし、まったく文章中に記述が無くても、そのワードで検索されたユーザーに表示される対象にもしっかりなっています。

例えば私は、「断食」というキーワードで記事を書いたとき、同じ意味の「ファスティング」という単語は使わなかったのですが、ファスティングで検索した場合でも表示されていました。

ですので同じ意味のキーワードを敢えて網羅しようと考える必要はないと思います。

むしろキーワードの重複と取られるリスクが出てきます。

記事をリライトしすぎ

記事をリライトすることはSEO的に重要です。記事をしばらく公開してみて訪問者の動向や検索ワードなどからフィードバックをかけ適切にリライトすることでGoogleからの評価が上がるからです。

しかし私の場合、記事が不十分な状態で公開してしまうことがあり、公開後に誤字脱字や一部内容の訂正を頻繁に行っていました。

これによって検索圏外に飛ばされた経験が何度かあります。

特に記事タイトルの頻繁な書き換えは注意です。

リライトによって記事の内容が充実すれば、一時的に検索順位が下がってもいずれ上がってはきますが、頻繁過ぎるリライトは注意が必要かもしれません。

AMPの設定

AMPとは「Accelerated Mobile Pages」 の略で、モバイル端末でサイトを見るときの表示速度を高速化する仕組みで、GoogleとTwitterが開発し、日本でも2016年からリリースされています。

Googleが奨励している仕組みなので当然AMP対応することによりSEO的に有利になると考え、私が運営しているブログの全てでAMP対応を行いました。

すると、AMP化後アクセス数が急激に減っていきました・・・

泣きそうだったよ・・・

原因の調査に乗り出しました。

AMP対応後しばらくは気づかなかったのですが、モバイル端末でサイトを見るとレイアウトが大きく崩れていて画像もとても荒く表示されてしまっていました。

さらにGoogleアナリティクスで調べた以下の内容・・・

<平均セッション継続時間>
Referral                 00:05:50
Organic Search     00:00:05
Direct                    00:05:32
Social                    00:04:22

検索で訪問した人の訪問時間が極端に短い・・・

AMPでサイトがめちゃくちゃになっていることにしばらく気づかず、検索エンジン経由で訪問していただいた方に不快な思いをさせていました。

あんな崩れたレイアウトのサイトなんて見たくないですよね、当然。

さらに、AMP化されたページのURLが以下のように変化していることに気づきました。

【AMP前】https://〇〇〇.com/

【AMP後】https://〇〇〇.com/%3famp=1

AMP化によってURLが変わってしまうなんて・・・

ということは、アクセスが激減した原因は、AMP化されたページに訪問したPVがカウントされていなかったということのようですね。

結局、AMP化のメリットはごくごくわずかなSEO効果だけであり、サイトのレイアウトが大きく崩れたりURLが分散されてしまうデメリットが大きすぎる・・・ということで、しばらくAMP化をやめることにしました。

追記:AMP設定を解除して、しばらくしてサイトの表示速度を「PageSpeed Insights」で測ってみました。なぜかAMP設定しているときより表示速度が上がっています。

AMP設定時はモバイルの表示速度は60~70程度でしたが、AMP解除後は80を超えるようになりました。

なぜかわかりませんが、少なくとも現状AMPなしで80以上の表示速度が出ているのでよしとします。

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はじめに私は昔、ドラクエやFFといったRPGが好きで、まず始めるときに闇雲に進めていくのではなく、「取り返しのつかない事」を調べてから進めていくようにしていました。ラスボスまでやっとたどり着いて、実は重要なアイテムを取りこ...

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