はじめに
電子マネーと共通ポイントは同じように現金の代わりに使えますが、本質的に異なります。
そのあたりをまとめてみます。
電子マネーと共通ポイントの例
電子マネーの種類
(流通系)楽天Edy、nanaco、WAON
(通信系)au WALLET
(交通系)Suica、ICOCA
共通ポイントの種類
ponta、Tポイント、楽天スーパーポイント
これらは現金の代わりとして同じように使えますが、その価値が異なります。
電子マネーの方が共通ポイントよりも価値が高いのです。
電子マネーは現金でチャージする必要があるので、より現金に近い価値があります。
それに対して共通ポイントは買い物をしたときなどに付加的に付与されるものですので価値としては低くなります。
価値の順位
1位:現金(≒クレジットカード)
最も価値として高位なのは当然ですが現金です。
クレジットカードも現金と同じです。
2位:電子マネー(≒プリペイドカード、お財布ケータイ)
電子マネーは現金でチャージする必要がありますから現金に準じたものです。
しかしチャージすることでポイントが溜まったりすることからも分かるように、お金としての価値はグレードダウンします。
その代りとしてポイント等が付与されるのです。
3位:共通ポイント(ポイントカード)
共通ポイントは買い物をした時などに付与されるものですから、電子マネーよりも価値が低くなります。
つまり現金→電子マネー→共通ポイントとグレードが下がり、使用できる店舗が制限されたりします。その代りにそれぞれのグレードが下がる段階でポイントが付いたりします。
例:楽天カード(クレジットカード)で楽天Edy(電子マネー)をチャージしEdyで決済すると、楽天カード使用によるポイント還元と買い物による楽天スーパーポイントが二重取り。
①クレジットカードや現金で電子マネーを購入
②お財布ケータイやプリペイドカードに電子マネーがチャージされ、このときポイントが付く
③チャージした電子マネーで買い物をしてさらにポイントをゲット
②お財布ケータイやプリペイドカードに電子マネーがチャージされ、このときポイントが付く
③チャージした電子マネーで買い物をしてさらにポイントをゲット
このようにお金の価値としてのグレードが下がる分、各段階でポイントとして還元されるわけです。
まとめ
・電子マネーとポイントでは、電子マネーの方が価値が高い
・現金から電子マネーにグレードを下げるときにポイントがもらえる
・電子マネーで買い物をしてもポイントがもらえる
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